エコキュートのエア抜きで動作不良を防ぐ!手順とポイント
エコキュートのエア抜きは必須のメンテナンスの1つ。
エア抜きをしないと、エコキュートの性能が低下したり故障の原因になったりします。
例えば、エコキュートを数ヶ月間使っていると、シャワーの水圧が弱くなったり、お湯の温度が安定しなくなることがあります。これは、配管内に空気が溜まり、エア噛みが起こっている可能性もあるんです。
定期的にエア抜きを行うことで、エコキュートの性能を維持し、長く使い続けることにも繋がりあmス。この以下記事内容を参考にして、エア抜きの手順を正しく理解し、エコキュートのトラブルを未然に防ぎましょう。
エコキュートのエア抜きとは?
エコキュートのエア抜きとは、エコキュートの内部に溜まった空気を取り除く作業のことです。
エコキュートは空気の熱を利用してお湯を作るため、長期間使用していると配管内に空気が溜まってしまうことがあります。
この空気が原因でエコキュートの動作が不安定になり、お湯の出が悪くなることがあります。
エア抜きを定期的に行うことで、エコキュートの性能を保ち、故障を防ぐことができます。
エア抜きの手順は簡単ですが、正しい方法を知っておくことが重要です。
エコキュートのエア抜きが必要な理由
機能が正常に作動しなくなることがある
エコキュートの配管内に空気が溜まると、ポンプが正常に作動せず、お湯の出が悪くなることがあります。
これは「エア噛み」と呼ばれる現象で、エコキュートの性能を大きく低下させる原因となります。
エア抜きを行うことで、配管内の空気を取り除き、エア噛みを防ぐことができます。
- お湯の出が悪くなる
- ポンプの圧力が低下する
- エコキュートの故障リスクが高まる
例えば、シャワーの水圧が弱くなったり、お湯の温度が安定しない場合は、エア噛みが原因かもしれません。このような症状が見られたら、早めにエア抜きを行いましょう。定期的なエア抜きで、エコキュートの性能を維持し、長持ちさせることができます。
ヒートポンプ内の汚れを除去するため
エコキュートのヒートポンプユニットには、水道水中の不純物や水垢が蓄積することがあります。
この汚れは、配管内の流れを妨げ、エコキュートの効率を低下させる原因となります。エア抜きを行うことで、配管内の空気と一緒にこれらの汚れを除去することができます。
- 配管内の流れを良くする
- エコキュートの効率を保つ
- 故障リスクを減らす
例えば、定期的にエア抜きを行うことで、ヒートポンプユニット内の汚れを取り除き、エコキュートの効率を維持することにもつながるわけです。
エコキュートのエア抜きはいつやるべき?
試運転のとき
エコキュートを初めて設置したときや、修理後の試運転の際にエア抜きを行うことが必要です。
配管内に初めて水を通すときは、空気が一緒に入り込むため、エア抜きをして空気を取り除きます。これにより、エコキュートが正常に動作するようになります。
- 新設時
- 修理後の試運転時
- 初めて水を通すとき
新しいエコキュートを設置した場合、試運転の前にエア抜きを行うことで、初めての使用時にトラブルを防ぐことができます。
また、修理後に配管内の空気を取り除くことで、再び正常に動作させることができます。
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定期メンテナンス時
エコキュートの性能を保つためには、定期的なメンテナンスは重要。
定期メンテナンスの一環としてエア抜きを行うことで、配管内の空気を取り除き、エア噛みを防ぐことができます。
1つの例でいえば、半年に一度のペースでエア抜きを行うことがベスト。
プロ目線でもこれくらいのサイクルでメンテナンスができれば、トラブルを未然に防ぎ、長持ちさせることができます。
トラブルが発生したとき
エコキュートにトラブルが発生した際も、エア抜きを行うことが必要です。
例えば、お湯の出が悪くなったり、温度が不安定になる場合は、配管内に空気が溜まっている可能性があるので、これだけで解決する場合もあります。
各メーカー等のエラーコード表示や解消はこちらのページを参考に。
- お湯の出が悪い
- 温度が不安定
- 配管内に空気が溜まっている可能性
シャワーの水圧が突然低下したり、お湯の温度が一定しない場合は、エア抜きを行ってみましょう。
エア抜きをすることで、配管内の空気を取り除き、エラーコードも解消されるかもしれません。
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エコキュートのエア抜きの手順
自動のエア抜き
最近のエコキュートには、自動エア抜き機能が搭載されています。
搭載されていない機種もあるので、マニュアル等を確認しましょう。
この機能を利用することで、簡単にエア抜きを行うことができます。
自動エア抜き機能を使う際は、リモコンの設定を確認し、正しい手順で行いましょう。自動エア抜きは、約10分程度で完了します。
- リモコンの設定を確認
- 正しい手順で操作
- 約10分で完了
リモコンの「エア抜き」ボタンを押すだけで、自動的にエア抜きが始まります。
表示された指示に従って操作することで、簡単にエア抜きを完了させることができます。
手動のエア抜き
手動エア抜きは、ざっくり以下の手順に従って、手動でエア抜きを行いましょう。
- 水抜き栓を開く
- 水と空気が混ざって排出されているのを確認
- 1分以上放置
- 出てくる水に空気が含まれないことを確認
- 水抜き栓を閉める
水抜き栓を開けるときはゆっくりと開け、出てくる水に空気が混ざっているか確認します。
しばらく放置して、空気が完全に抜けたら栓を閉めます。手動エア抜きは少し手間がかかりますが、正しく行えば効果的です。
ヒートポンプユニットのエア抜き方法
ヒートポンプユニットのエア抜きは、ユニット内に溜まった空気を取り除く作業です。
- 水抜き栓を開く
- 空気が混ざった水を排出
- 空気が抜けるまで待つ
- 空気が抜けたら水抜き栓を閉める
まず、ユニットの側面にある水抜き栓を少しずつ回してお湯(水)を出します。
最初は空気が混ざったお湯(水)が出てくるので、そのまま放置します。しばらく経って空気の混ざっていない水が排出されるようになれば、エア抜き完了です。
ヒートポンプユニットの水抜き栓を開けるときは、少しずつ回してお湯(水)を出します。最初に空気が混ざった水が出てくるので、完全に空気が抜けるまで待ちます。空気が抜けたら水抜き栓を閉めて完了です。
貯湯タンクのエア抜き方法
貯湯タンクのエア抜きは、ヒートポンプユニットよりも工程が多いです。
- 排水栓を閉める
- 給水栓を開けて水を入れる
- 逃し弁のレバーを上げる
- 空気が抜けるまで水を排出
- 空気が抜けたらレバーを下げる
まず、貯湯タンクの下部にある排水栓を閉め、給水栓を開栓してタンク内に水を入れます。
次に、タンクの上部に設置されている逃し弁のレバーを上げて排水口から水を出し、空気が混ざらないようになったらレバーを下げて排水を止めます。
エア抜きを行う際の注意点
周囲が水浸しになるかもしれない!
エア抜きを行う際は、周囲が水浸しになる可能性があります。
排水栓から大量の水が出るため、水を受けるためのバケツやタオルを用意しておきましょう。
また、作業場所が濡れても大丈夫なように準備を整えることが重要です。
- 水を受けるためのバケツを用意
- タオルを用意
- 作業場所が濡れても良いように準備
熱湯が飛び出すかもしれない
エア抜きを行う際には、熱湯が飛び出す可能性があるため、注意が必要です。
特に、タンク内にお湯が残っている場合、排水栓から熱湯が勢いよく出ることがあります。熱湯で火傷しないように、エア抜きを行う前にエコキュートの電源を切り、タンク内のお湯を冷ましておくのがベスト!
- エコキュートの電源を切る
- タンク内のお湯を冷ます
- 排水栓をゆっくり開ける
- 防熱用の手袋を使用
排水栓を開ける際は、防熱用の手袋を着用し、ゆっくりと開けることで熱湯が飛び出すリスクを減らします。
エア抜きのエラーが頻出するなら交換を検討
エコキュートの寿命と交換のタイミング
エコキュートの寿命は一般的に10〜15年。
エア抜きのエラーが頻繁に発生するようになった場合、エコキュートの寿命が近づいている可能性があります。
例えば、設置から10年以上経過したエコキュートでエア抜きのエラーが頻発する場合、交換を検討する時期と言えます。
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修理か交換かの判断基準
エラーや不具合が多発する場合は、エコキュートの修理か交換かを判断する基準として、現地の調査があります。
こればかりは、プロの目で確認してもらい、本体の状況をみてもらうほかありません。
また、修理費用が新しいエコキュートの購入費用とほぼ同じ場合や、部品の供給が終了している場合は、交換を選択する方が長期的に見て経済的です。
最近では補助金の利用でかなり安く交換できるため、10年以上経過している方は補助金・工事費込みの価格を確認しておきましょう。
まとめ
エコキュートのエア抜きは、性能を維持し、故障を防ぐために欠かせない重要なメンテナンス作業です。
また、エア抜きを行うタイミングや手順を正しく理解し、定期的にメンテナンスを行うことで、エコキュートを長持ちさせることができます。
エア抜きのエラーが頻発する場合は、寿命を考慮して交換を検討することも大切なことですよ。