2023年版!国のエコキュート補助金(給湯省エネ事業)を紹介

エコな生活に欠かせない省エネルギー!そこで、家庭向け高効率給湯器の導入を促進するために、「給湯省エネ事業」がスタートします。

この制度は、導入費用を抑える補助金を受け取ることができ、初期費用の負担を軽減できます。ここでは、給湯省エネ事業の詳細や申請方法、注意点を分かりやすくご紹介します。

2023年3月下旬から受付開始予定ですので、最新情報を要チェック!省エネルギーに興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

給湯省エネ事業とは

家庭で使用されるエコキュートをはじめてした、省エネ技術の導入に対する補助金制度です。高効率型のエコキュートを導入による、光熱費の削減につながり、エコな暮らしに貢献することから補助金がでる仕組みになります。

ちなみにリースの場合でも補助金対象になります。

エコキュートだけでなく、

  • 家庭用燃料電池(エネファーム)
  • ハイブリッド給湯器

なども対象になっています。

該当すればどんな省エネ設備でも対象というわけではありません。設備としての条件があり、この一定額が補助される仕組みになっています。もちろん、事前の申請なども必要になります。

補助金の対象となる設備と条件

補助金の対象となる設備は3つ。

  • エコキュート
  • 家庭用燃料電池(エネファーム)
  • ハイブリッド給湯器

この中で、それぞれ一定の性能を満たした商品が補助金の対象となります。

エコキュートの補助金対象条件

基本的にエコキュートと名の付いている新品商品のほとんどが対象だと思って問題ありません。

定めれている条件は年間給湯保温効率が2025年度の目標基準値以上に達したエコキュート

基準値は機種や貯湯容量によって違います。

世帯数 仕様 2025年度目標基準値
少人数 一般地 3.0
寒冷地 2.7
標準 一般地 3.1~3.5
寒冷地 2.7~2.9

また、おひさまエコキュートの場合は、2025年度の目標基準値を満たしていなくても補助金の対象となります。

家庭用燃料電池(エネファーム)の補助金対象条件

エネファームの条件は1つだけ。

  1. 一般社団法人燃料電池普及促進協会(FCA)の登録されている製品

エネファームの機器登録リストはコチラ

ハイブリッド給湯器の補助金対象条件

ハイブリッド給湯器の条件は2つ

  1. 熱源設備が電気式ヒートポンプとガス補助熱源機を併用できるシステムであり、貯湯タンクがついているもの
  2. 一般社団法人日本ガス石油機器工業会の規格(JGKAS A705)の商品で、年間給湯効率が108%以上

補助金の助成額

設備 補助上限
エコキュート 5万円/台
ハイブリッド給湯器 5万円/台
エネファーム 15万円/台
  • 戸建住宅はいずれか2台まで
  • 共同住宅はいずれか1台まで

と言った条件があります。

また、国の予算でつられている補助金なので、予算オーバーになれば補助金は終了となります。

約300億円の予算が組まれていますが、数にすると

  • エネファーム:最大20万台
  • エコキュート:最大60万台
  • ハイブリッド給湯器:最大60万台

が補助の対象となります。

補助金の申請期間

申請期間は2023年3月下旬~2023年12月31日まで

もちろん、予算上限に達することで終了期間は短くなります。

先に設置工事や導入してしまうと、必要書類が揃えることができなくなってしまう可能性もあるので注意しましょう。

補助金の申請方法と必要な書類

申請に必要な書類

  • 契約日・着工日が確認できる書類
  • 設置業者の見積もり書
  • 設置場所図
  • 日付の入った着工前後の写真
  • エコキュートの型式、仕様等を示した資料

申請手続きの流れ

申請から交付までの流れは以下。

  1. 売買契約(事業者登録)
  2. 工事の着工
  3. 工事の完了
  4. 補助金の交付申請
  5. 交付の決定通知
  6. 補助金の交付

①の段階で、売買契約が2022年11月8日以降でなければなりません。それ以前に購入・契約しているものは対象外です。

④交付の申請は基本的に代行事業者が行うことができるので、自分で難しい手続きを行う必要はありません。

給湯省エネ事業を利用するメリット

給湯省エネ事業の補助金申請は手続きの面倒などありますが、基本的にメリットしかありません。

手続きも代行事業者で申請できるので、面倒な部分もかなり少ないと思います。

  • エコキュート(他省エネ設備)の設置費用が抑えられる
  • CO2削減に貢献できる
  • 省エネ設備の導入よりランニングコストである光熱費が削減できる

エコキュート激安革命では工事費込みで30万円台商品もあるため、5万円の補助金を踏まえると約15%割引で購入できることになります。

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金銭的なメリットがかなり大きいですよね。

エコキュート補助金の注意点まとめ

  • 設置後に設置完了報告書を提出する必要がある
  • 補助金の対象となる商品条件がある
  • 補助金の額は限度額5万円
  • 補助金は予算の範囲なので急に終わる可能性がある
  • 補助金の申請は設置業者でも可能
  • 申請期間中に申請することが必要である

上記の注意点を抑えておけば、まず補助金はもらえると思ってOKです。

エコキュートの交換や設置を検討される方は、この機会に補助金の利用を検討してみてはいかがでしょうか。