ロシア・ウクライナ戦争によるエコキュート業界の影響と在庫不足

2022年2月24日に勃発したロシア・ウクライナ戦争。これにより、エコキュート業界でも大きな影響があるため、これからエコキュートを購入・買い替えを考えている方に注意事項としてまとめています。

戦争によってエコキュートの在庫不足・値上がりが加速する恐れ有り

新型コロナウイルスによって世界的な半導体不足によってエコキュートの在庫不足が続いているのが現状ですが、ロシア・ウクライナ戦争によってさらに半導体不足が加速してしまいます。

現時点(2022年3月末)では、戦争が勃発した前後で、エコキュートの在庫に対して大きな変化はありません。

しかし、それは「まだ販売店側まで影響が影響が届いていない」というだけであって、数週間後・数カ月後先にはほぼ間違いなく影響を及ぼすことがわかっています。

「半導体不足=エコキュートが作れない」という連鎖に繋がるので、今後ますますエコキュートの在庫が不足し、お客様に御迷惑をおかけしてしまう状況に陥るかと思います。

それだけではなく、半導体自体の製造コストが上昇するため、エコキュート本体も値上がりしてしまい、現在の価格(工事費込み)での購入・買い替えは不可能になります。

戦争でエコキュート不足・値上げになってしまう理由

ネオンガスをはじめとする、半導体の原料はロシア・ウクライナがかなり多くシェアをとっており、戦争によってその原料の供給が難しくなるからと言われています。

ウクライナが、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノンなどの半導体の原材料ガスの主要産出国であり、中でも世界のネオンガスの約70%を供給しているとも言われているため。ウクライナとロシアの間で本格的な紛争が生じれば、ウクライナの原材料ガス供給に影響を与える可能性があるとする。

引用:ウクライナとロシアの紛争が半導体価格の上昇を招く可能性

これに加えて、エコキュート内部でも使われている「センサー」や「メモリ」で使用するパラジウムという貴金属のトップシェアはロシアが占めています。日本も他国同様にロシアに対して厳しい経済制裁をしていることもあり、エコキュートに必要不可欠な素材・部品の確保も難しくなってしまいます。

半導体を作る素材にロシアとウクライナがかなり関係しているため、エコキュートの不足・値上げは間違いなく訪れると言われています。

今後、在庫や価格が良くなる可能性は?

新型コロナウイルス、ロシア・ウクライナ戦争のダブルパンチによって、今から数年間はほぼ間違いなく値上がりと在庫不足が続きます。製造できる量が少なくなるので当然です。

エコキュート激安革命は戦争やウイルスに関して専門家ではありませんが、

  • 新型コロナウイルスをなくすことはおろらくできない
  • 戦争が終わったところですぐに素材供給が復活するわけではない

参考:1からわかる!新型コロナ(3) 一体、いつまで続くの? 終わりはいつ、どうやってくるの?|NHK就活応援ニュースゼミ

の理由から2~3年先も、エコキュートの在庫不足や値上げりが落ち着くとは思えませんね。

在庫不足、値上げなどお客様にはネガティブな要素が多いですが、エコキュート激安革命では、在庫面・価格面でも精一杯対応させていただきます。お気軽にお問い合わせください。