「IHコンロは火力が弱い」はホント?ガスコンロと比べた時のメリットデメリットをご紹介!

IHコンロの火力が弱いと感じることがあっても、実際には料理に必要な火力をしっかりと提供できるものもたくさんあります。

IHコンロにはいろんな種類があって、大きなものから小さなものまで色々。小さなIHコンロでは火力が足りないこともあるけど、大きいものや良いものを選べば、ガスコンロみたいにしっかり料理ができます。

家族がいる家では、毎日の料理が大変にならないように、火力が強いIHコンロを選ぶことが大事です。

例えば、強火が必要な炒め物や、早くお湯を沸かすときなど、良いIHコンロを使えばガスコンロと同じように早く料理ができます。

実際に、使ってみると「あれ?思ってたより全然使いやすい!」ってなることも多いんです。

だから、IHコンロを選ぶときは、火力が弱いというイメージにとらわれずに、自分の家族に合った、火力の強いものを探してみるといいですよ。

そもそもIHコンロはガスコンロより火力が弱いのか?

それではまず、「本当にIHコンロは火力が弱いのか?」という点から考えていきましょう。IHコンロとガスコンロの最大の違いと言えば、IHコンロは実際に火がついている所が見えない点で、最大火力にしたとしても、実際にどの程度の火力になっているのか分からない…と不安になってしまうことがあるでしょう。したがって、IHコンロで火力調整しても「火加減が目で見えない」ため、IHはガスコンロよりも火力が弱いのでは?という思いに至ってしまう人が多いのでしょう。
しかし、これは、IHコンロの仕組みをしっかりとおさえておけば、ガスコンロと比較しても特に火力が弱いわけではないということがわかります。

IHコンロの加熱の仕組みについて

それではIHコンロの仕組みを簡単にご紹介します。文字だけでは少し理解しずらいと思いますので、上図と合わせて読んでみてください。
『IH』とはインダクションヒーティング(電磁誘導加熱)のことで、これは、磁力線の働きで鍋やフライパン自体が発熱する仕組みとなっています。IHコンロは、磁力発生コイル(誘電加熱コイル)に電流が流れることで、コイルを中心に磁力線が発生します。そしてこの磁力線が、鍋やフライパンなどの金属を通る際に『うず電流』に変化して、鍋やフライパンの電気抵抗で発熱し、火力が得られる仕組みなのです。 冒頭でもご紹介したように、IHは火加減が目に見えず、直火ではありませんが、磁力線によってIHコンロに置かれた鍋やフライパンだけが発熱するという、非常に効率の良いコンロとなっています。ちなみに、ガスコンロの場合は、火による火力が周辺にも逃げてしまうため、熱効率としては約40~55%しかないと言われています。
IHコンロは、直接IHに触れている鍋やフライパンだけが発熱するため、熱効率は約90%で、ガスコンロよりも2倍の熱効率を持っているのです。

以下の画像は、3kWのIHとガスコンロのハイカロリーバーナーで1Lの水を100℃まで上げる時間を比較したものです。この実験によると、「IHコンロは2分半で100℃に達する」のに関わらず、「ガスコンロでは100℃になるまでに4分以上かかる」という結果になっています。つまり、この実験からも、IHコンロがガスコンロと比較して火力が弱いとは決して言えないということがわかります!

IHの火力が弱くなったと感じた時には!
IHコンロを使用していると、火力が弱くなったように感じる時があります。そんな時は、鍋やフライパンの劣化を疑いましょう。上述のように、IHは鍋やフライパンの電気抵抗で発熱するため、経年劣化で鍋が変形してしまったりすると、熱伝導が悪くなり、火力が弱くなってしまう場合があります。このような場合は、素直にIH専用の調理器具を買い直ししましょう。なお、多層鍋など、IHに適さない調理器具もありますので、こういった場合は加熱時間を長くすることやIH対応のものに買い替えるようにしましょう。

IHコンロのメリット・デメリット

それでは、ガスコンロと比べた場合に、IHコンロはどのようなメリット・デメリットがあるのかについてご紹介していきましょう。

ガスコンロと比較した場合のIHコンロのメリット

それではまず、IHコンロのメリットからです。

火を使わないため安全!
ガスコンロと比較した場合のIHコンロの最も大きなメリットは、火を使わないことによる安全性でしょう。ガスの場合、料理中の不注意で火災が発生してしまうという安全性のネックがありますが、IHコンロは火を使わないため、出火の危険がありません。また、最近のIHコンロは、温度過昇防止などの安全機能が備え付けられているので、鍋を火にかけていることを忘れて、料理が台無しになってしまう…なんてこともありません。高齢者やまだ小さいお子様がいる家庭では、この安全性は非常にオススメです。
掃除が楽!
ガスコンロの場合、ほとんどの方がコンロの掃除が大変で、放置してしまいがち…なんてことになるのではないでしょうか。実際に、コンロ周りが汚れてしまい、年末の大掃除も大変な目に遭った事がある人も多いでしょう。しかし、IHコンロの場合は、フラットな天板になっているので、さっと拭くだけで日々のお掃除も完了します。そのため、キッチンを綺麗に保てる、掃除の時間短縮ができるというメリットがあります。
夏場の料理も暑くならない
IHコンロは、鍋やフライパンだけを熱するので、ガスコンロのように周辺の温度まで上昇させることが少ないです。ガスコンロの場合は、どうしても火を使いますので、そこからの熱風がキッチン全体まで広がり、夏場は料理が苦痛…となることが多いのです。こういった事を、防げるのもIHコンロのメリットです。
火力が強い
上述したように、IHコンロはガスよりも非常に熱効率が良い器具です。したがって、加熱スピードも速く、調理が手早く終わるのがメリットです。今まで「IHは火力が弱い!」と信じていた人は、逆に火力が強くて料理を焦がしてしまう危険性があるので注意しましょう!
一酸化中毒の心配がない!
あまり多いことでもないのですが、ガスの場合は、ガス漏れやガスの点火失敗によってキッチンにガスが充満し、一酸化炭素中毒になってしまう危険性があります。しかし、IHコンロの場合、ガスを使用しませんので、こういった心配がありません。お子様がいる家庭では安心ですね!

ガスコンロと比較した場合のIHコンロのデメリット

それでは逆に、ガスコンロと比較したときのIHコンロのデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?以下に、主なデメリットをまとめていきます。

停電時は使用できない
まず、IHコンロのデメリットとして言えるのは、IHコンロは電気で動くものなので、停電時には一切使用できない…ということです。ちなみに、ガスコンロは停電でも基本的に利用できますが、ビルトインコンロのようなガスコンロの場合、ガスコンロでも使用できないこともあります。どちらにせよ、災害時に備えて、カセットコンロなどを用意しておくようにしましょう。
専用の調理器具が必要!
IHコンロで料理する場合には、『IH専用』と記載された調理器具を用意しなければなりません。IH専用の調理器具は、一般のものよりも割高になることや、重いものが多い点がデメリットになります。最近では、安価なIH専用調理器具も登場していますが、初めてIHコンロにする場合には、調理器具を揃えるのに、それなりの出費を覚悟しなければいけません。
調理器具をコンロから離せない
IHコンロは、上述したように、コンロとなべ底が直接触れていることによって加熱するものです。したがって、鍋やフライパンを振ったり、傾けたりした時、コンロから調理器具が離れてしまうと加熱が停止してしまうのです。炒め物のような料理の場合、フライパンを頻繁に振って攪拌する人が多いですが、この調理方法では、火力をしっかり維持できなくなってしまうのがデメリットです。IHコンロを利用する場合には、箸や木べらを利用してしっかりと攪拌しなければいけません。
あぶることができない
これは、個人の利用方法によるので、特にデメリットとは言えない人もいます。例えば、毎日の晩酌のため、ガスコンロでスルメイカをあぶって食べるのが楽しみ!などと言った人は、火がなくなるのでそういった調理方法が楽しめなくなるのがデメリットです。こういった人は、小型のバーナーを用意するなどしなければならなくなります。

まとめ

今回は、オール電化住宅を考えた場合、多くの方が気にするIHコンロの基本情報についてご紹介しました。

  • 小さなお子様がいるご家庭は、火を使わないので安全でオススメ
  • 高齢者様は、火の消し忘れの心配が無いため、安全でオススメ
  • サッと掃除を済ませたい人にはIHコンロがオススメ
  • 本格中華など、フライパンを振るような料理はあまり作らない人にIHコンロがオススメ

IHコンロについて心配することはあるかもしれないけど、ちょっと調べてみると、意外と使いやすいものが見つかるかもしれませんね!

現在、オール電化住宅の導入に迷っている方は、以下の記事もご参照ください!

参考記事:オール電化と太陽光発電を同時設置のメリットとデメリットとは?

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エコキュート激安革命

関西エリアで、住宅設備電気工事を25年以上にわたり行っている専門業者。年間1,000件以上のエコキュート工事・交換の実績あり。電気工事士2種、給水装置工事主任技術者、ガス簡易内管施工士の資格を有し「エコキュート激安革命」というプロフェッショナル企業として、常に技術と知識をアップデートしています。

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