寒い冬、エコキュートが凍結する?配管トラブルの解消方法とは

2023年4月5日追記あり

エコキュートは、冬場になると「お湯が出ない…」というトラブルが多くなることがあります。その理由は、エコキュートの配管が凍結してしまうからです。具体的には、以下のようなことが考えられます。

  • エコキュートは、貯湯タンクに貯めたお湯を使うため、配管が屋外に設置されています。
  • 冬場になると、屋外の気温が下がるため、配管が凍結してしまうことがあります。
  • 配管が凍結すると、お湯が出なくなってしまいます。

配管の凍結は、配管自体を破裂させる危険があるため、早めに対処が大切です。

ざっくり対処法や凍結を防ぐための対策が以下

  1. 凍結した配管には、ホットタオルやドライヤーで温めると良いです。ただし、火気には注意してください。
  2. 配管が凍結している場合、水を出そうとすると配管が破裂する可能性があるため、水を出そうとしないように注意してください。
  3. 凍結を防ぐためには、以下のような対策があります。
  4. 配管に保温材を巻く。
  5. 寒い時期には、定期的にお湯を出して配管の中を温める。
  6. 長期間家を留守にする場合は、エコキュートの電源を切って水を抜くことが望ましいです。

冬場に突然お湯が出なくなった…そんなときの対処は?

エコキュートを利用している人は、冬場に「お湯が出ない」という問題に遭遇することは多々あります。

問題の基本的な原因は、エコキュートの配管が凍結することです。

この問題に対処する方法には、次のようなものがあります。

気温が上がって配管の凍結が解除されるのを待つ

配管が凍結した場合は、外気温が上がると自然と解除されることがあります。

そのため、慌てずに待ってみましょう。

 ぬるま湯をかけて配管を溶かす

配管が凍結している場合で、すぐにお湯を使いたい場合には、ぬるま湯をかけて配管を溶かすことができます。

注意点としては、熱湯をかけることはNGです。配管にかけるお湯は人肌よりも少し暖かいぐらいのぬるま湯をかけるようにしましょう。

配管にタオルを巻いて、その上から徐々にぬるま湯をかけると、配管が破損する可能性を避けることができます。

とはいえ配管が凍結している場合は素人が自力で修理を試みることは悪化させるおそれがあります。

プロの業者に修理依頼するか、メーカーに問い合わせる方がベストです。

エコキュート激安革命は各メーカーの点検・修理を承っております。修理ができない場合はそのまま商品交換などのアドバイスも行っています。

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エコキュートの凍結を防ぐための対策は?

エコキュートを使用している方で冬場に「お湯が出ない…」というトラブルに見舞われることがあります。その原因は、屋外温度が0℃以下になることによってエコキュートの配管が凍結してしまうからです。

配管が凍結すると機器や配管の破損や水漏れ事故の原因となるため、事前の対策が必要です。

  • ちょろちょろ水を出し続ける
  • 浴槽にお湯をはったままにする
  • 各部配管に保温材を使う

エコキュートの凍結を防ぐための効果的な対策です。寒い季節には、ぜひ実践してみてください。

各対策をメーカーのアナウンス等を用いて詳しく紹介していきます。

対策① お湯の蛇口から、ちょろちょろ水を出し続ける

引用:ダイキン資料より

この対策が最も効果的かつ簡単な方法なので凍結のおそれがあるときにはまずはじめにやっておきましょう。

  • 蛇口を少し開けて水を出し続ける
  • 出す水の量は1分間にコップ1杯程度でOK
  • 水道代は一晩中出しても100円以下

出した水はバケツに溜めて洗濯などに利用すると勿体ないと思います。

ただし、エコキュートの機種によってはこの方法が使えないものがあるので、注意が必要

対策② 入浴後、浴そうにお湯や水をはったままにする

引用:ダイキン資料より

普通はお風呂に残り湯を残すことはありませんが、外気温が0℃以下になるなど凍結の恐れがある場合は、循環口の中心から10cm以上のお湯を残しておくと良いです。

フルオートのエコキュートでは、外気温が3℃以下になると風呂配管の凍結予防運転を自動で行う機能があるので安心です。

ただし、浴槽に水が無い場合には、循環口から水が出たり、30分おきに作動音がするので、あらかじめ水を貼っておくのがオススメです。

対策③ 各部配管に保温対策をする

特別寒い日に行う凍結対策という側面が強く、あくまでも一時的な対策となります。恒久的にエコキュートの凍結対策を進めたいと考える場合には、冬場でも配管が凍結しないように何らかの保温対策を進めるのが良いです。

基本的にですが、給水・給湯配管、ふろ配管、ヒートポンプ配管などは、きちんと断熱材で覆われています。しかし、経年劣化などが原因となり、断熱材が破損してしまうと、配管が凍結してしまうのです。配管の断熱材不良を見つけた場合には、メーカーや販売店に連絡し、補修してもらうのがオススメです。また、配管の凍結防止用アイテムもいろいろありますので、そういった物で対策をするのもオススメです。

  • 配管保温保護カバー
    配管保温保護カバーは、ホームセンターなどでも販売されています。これは、発泡スチロールのような保温素材で、配管の外側から誰でも簡単にはめ込めるような形状をしています。自分で用意して、配管の周りにはめ込むだけですので、エコキュートの凍結が気になる…という方は、設置してみるのをお勧めします。
  • 凍結防止用ヒーター
    これは配管にヒーターを取り付けて、凍結を防ぐ設備です。凍結防止用ヒーターを取り付けておけば、外気温が一定以下に下がると、自動でヒーターが作動し、配管の凍結を防いでくれるのです。価格は長さによって異なり、数千円~2万円程度の費用がかかるのが一般的です。電気屋さんに頼めばすぐに取り付けてくれるので、お近くの電気屋さんに相談してみると良いでしょう。

エコキュートの凍結を防ぐには、上記のような専用のアイテムを使うことで、恒久的な凍結対策をすることが可能です。ちなみに、エコキュートの設置場所によっては、配管に直接風が当たるような状態になっている場合も少なくありません。配管に冷たい風が当たってしまうと、一気に熱が奪われ凍結してしまう原因となりますので、簡易的なものでも良いので風よけ対策を行っておくことがオススメです。

大手メーカーの凍結や故障トラブルの連絡先

上述したように、エコキュートの機種によって『水モードの有無』『凍結予防運転の有無』など、持っている機能が機種や製造メーカーによってかなり違ってきます。屋外設置が通常の給湯器は、凍結問題と切っても切れない縁がありますので、各メーカーでも機種ごとによる凍結に関する対処方法を教えてくれます。これから迎える冬に向けて、エコキュートの凍結問題が気になる方は、一度メーカーに確認するのも良いかもしれませんね。

メーカー名 問い合わせ先
パナソニックのエコキュート 0120-872-150
(365日 月~土 / 9:00~19:00 日・祝・年末年始 / 9:00~18:00)
ダイキン工業のエコキュート 0120-88-1081
(365日 24時間受付)
三菱電機のエコキュート 0120-139-365
(365日 平日9:00~19:00(土日祝17:00まで)
コロナのエコキュート 0120-919-302
(365日 24時間受付)
日立のエコキュート 0120-649-020
(365日 24時間受付)
東芝のエコキュート 0120-1048-19
(365日 24時間受付)

メーカー別!エコキュートの代表的なエラーコードと対処法をご紹介します。

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