独自路線で人気の日立製エコキュート!他のメーカーにない日立だけの特徴とは?

今回は、日立製エコキュートの特徴についてご紹介していきたいと思います。エコキュートは、2001年にコロナから販売開始された給湯器ですが、その給湯コストの安さから年々人気が高くなっており、現在ではさまざまなメーカーがエコキュートの開発・販売を手掛けるようになっています。当然、「電気でお湯を沸かす」という基本的なコンセプトはどのメーカーのエコキュートでも同じなのですが、エコキュートに搭載されている細かな便利機能に関してはメーカーごとにかなり違いが存在するのです。

特に、国内でも家電メーカーとして非常に有名な『日立』が開発・販売するエコキュートに関しては、他のメーカーが製造する製品とは大きく異なる点が存在しており、一般的にエコキュートの弱点と言われている部分も解消されているような機種が存在するのです。現在、家庭の給湯システムとしてエコキュートの導入を検討している方であれば、「どのメーカーのエコキュートが自宅に最適なのか?」と迷っている方も多いと思います。そこでこの記事では、独自路線を貫くことで、年々そのシェアを伸ばしている日立製エコキュートだけが持つ特徴をご紹介していきたいと思います。

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ウレタンクで省エネ性が高い!

日立製エコキュートの特徴として省エネ性が非常に高い貯湯タンク『ウレタンク』が採用されていると言う点があります。ウレタンクは、高い省エネ性に加え、耐震性能まで高くなると言われていますので、地震が多い日本では非常に嬉しい特徴と言えるでしょう。

ウレタンクは保温効果が高い!

日立の公式サイトでも紹介されているように、日立製エコキュートは従来の発泡スチロールよりも高い断熱性能を持つウレタンフォームを採用した『ウレタンク』があることから非常に高い省エネ性を発揮します。ウレタンクとは、貯湯タンクの隙間にまでウレタンフォームを充填して、従来の発泡スチロールを採用した貯湯タンクよりも高い保温効果を発揮できるようになっているのです。

日立公式サイトの発表では、90℃に沸き上げたお湯を、従来の貯湯タンクに保存した場合、「12時間で-5℃となる85℃まで温度が低下する」とされていました。しかし、新たに開発されたウレタンクでは、温度低下を87.5℃と-2.5℃の低下にまで抑えることができるようになったのです。そのため、ウレタンクを採用した機種では、保温や再度の沸き上げにかかる電気代を削減することができるのです。

ウレタンクは耐震性能も高い!

ウレタンクを採用した日立製エコキュートは、外脚形状の見直しを行うことによって、Rシリーズの460L・370Lの貯湯タンクにおいて、3本脚のままで最高クラスの耐震クラスとなる『耐震クラスS』に対応しています。また、Rシリーズの560Lは『耐震クラスA』、Rシリーズのフルオート薄型タイプ460L・370Lやその他機種に関しては『耐震クラスB』に対応しているなど、地震の際もタンクが転倒してしまう…という被害を大きく軽減できると期待されています。

水道直圧給湯を実現!

引用:日立公式サイトより

エコキュートは、一日に使用するお湯をまとめて沸かして貯湯タンクに貯めておき、お湯が必要な時にはタンクから給湯するというのが基本です。そのため、タンク内にお湯を溜める時に、水道水の水圧を減圧しなければならないのです。この特徴により、ガス給湯器を利用していた方がエコキュートに入れ替えした場合、「シャワーの水圧が弱い…」などと水の勢いに不満を感じてしまう人がいるというのが弱点と言われています。

日立製エコキュートは、『水道直圧給湯』を実現しているため、このエコキュート特有の弱点を解消していると人気になっているのです。通常のエコキュートは、前述したようにタンクに水を入れる際に減圧されてしまうため、水道水の1/3程度まで水圧が弱くなってしまいます。しかし、日立の水道直圧式エコキュートであれば、水道の水圧をそのままに、パワフルなシャワーを実現しているのです。

日立製エコキュートなら水の勢いが約3倍!

今までエコキュートに関心はあるものの「水圧が弱くなるのはちょっと…」などと、シャワーの水圧が弱くなるという情報でエコキュートの導入をためらっているという方もいるのではないでしょうか?日立製エコキュートは、そういった考えを持っている方には非常にオススメ出来る機種となります。

水道直圧式を実現した日立製エコキュートを選択すれば、従来の日立製エコキュートと比較して、お湯の量が約1.6倍、水圧が約2.9倍にまでアップしていると言われています。もちろん、最近のエコキュートは、シャワーの水圧で不満を感じてしまう…という方も少なく、一定の水圧が保たれてはいるのですが、ガス給湯器などと比較すると水圧が弱くなるのは確かなのです。そのため、勢いのあるシャワーが好みだという方は、日立製エコキュートを候補に入れると良いでしょう。

なお、水道直圧給湯のエコキュートの場合、供給されるお湯もそのまま飲用に使えるというメリットもあります。貯湯タンクから給湯される従来のエコキュートの場合、一度温めることでカルキなどが抜けてしまうため、国の基準から外れてしまうので、飲用に使用する場合は一度煮沸するように…と注意書きがなされています。しかし、水道直圧式であれば、そのまま飲んでも何の問題もないのです。

人気機能『ナイアガラタフネス』&『ナイアガラ倍速湯はり』

引用:日立公式サイトより

日立製エコキュートには、非常に高い人気を誇る『ナイアガラタフネス』と『ナイアガラ倍速湯はり』という機能が搭載された機種があります。特にナイアガラタフネスは、井戸水を利用しているご家庭でもエコキュートの導入を実現できる非常に嬉しい機能となります。

『ナイアガラタフネス』とは?

通常のエコキュートは、硬度の高い水道水や井戸水を利用しているご家庭では、水に含まれているカルシウムが内部で固体となり、それが詰りの原因となるためエコキュートの導入自体を断られてしまう場合がありました。

しかしナイアガラタフネス搭載のエコキュートであれば、井戸水を利用しているご家庭でも問題なくエコキュートの導入が可能です。ナイアガラタフネスは、エコキュートの「貯湯タンク」にためたお湯を「熱源」として利用し、水道からの水を温めるということができるため、タンク内の水の入れ替え量が従来のエコキュートと比較して約1/30にまで低減しているのです。つまり、タンク内に入るカルシウムなどの流入量もかなり減らすことができるようになるため、カルシウムが詰まって故障する…というリスクを低減できることから、硬度の高い水道水・井戸水でも対応したエコキュートになっているのです。

保証期間も長くなる!
日立製エコキュートのメーカー保証は、本体1年・冷媒回路3年、タンク5年となっています。しかし、ナイアガラタフネス搭載機については、ヒートポンプユニット・貯湯ユニット・リモコン全てにおいて5年間の無償保証がつきます。万一のことを考えると、非常に嬉しい特徴です。

『ナイアガラ倍速湯はり』とは?

『ナイアガラ倍速湯はり』は、名称からイメージできるように、お風呂のお湯はりが従来のエコキュートと比較して約2倍のスピードで完了するという機能です。

日立公式サイトによると、従来の日立製エコキュートを使って、標準の湯はりモードでお湯を貯めた場合、約11分30秒程度かかっていたものが、ナイアガラ倍速湯はりでは約5分45秒で完了するというのです。これは、通常のエコキュートではふろ湯張り回路が1系統なのに対し、2系統に増やしたことで大幅にスピードアップさせることに成功したのです。

まとめ

今回は、数あるエコキュートメーカーの中でも、独自路線を突き進む日立製エコキュートの特徴についてご紹介しました。

現在エコキュートのメーカーシェアで考えれば、パナソニックと三菱電機の製品が非常に高い人気を誇っています。日立製エコキュートについては、コロナやダイキンと並んで3位争いをしているのが現状ですが、他メーカーのエコキュートにはない独自機能が多く搭載されていることにより、今後もその人気は上昇していくと考えられます。

特にナイアガラタフネスという機能に関しては、エコキュートの寿命自体も伸ばしてくれそうな機能となっていますので、同じエコキュートを出来るだけ長く使用したいと考えている方にはとてもオススメです。現在、エコキュートの導入を検討している方で、どのメーカーのものが良いのか…と迷っている方がいれば、お気軽に弊社までお問い合わせください。エコキュート激安革命では、お客様の要望をしっかりとお聞きし、それに最適な機能を持つ機種選びからアドバイスさせていただきます。

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エコキュート激安革命

関西エリアで、住宅設備電気工事を25年以上にわたり行っている専門業者。年間1,000件以上のエコキュート工事・交換の実績あり。電気工事士2種、給水装置工事主任技術者、ガス簡易内管施工士の資格を有し「エコキュート激安革命」というプロフェッショナル企業として、常に技術と知識をアップデートしています。

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